自担がアイドルを卒業しました。
どうも〜〜ホナでございます。
ちなみに「関西ジュニア」と「団塊ジュニア」で踏めますし、「リチャード」と「リザード」は踏めているし酷似しています。
さてさて、なるたけしんみりしたくはないと思ったのですが。
こんな日が来てたまるものかと、来ないでくれと願ったその日が、きょうついぞ来てしまいました。
大好きな自担、林真鳥くんが
関西ジャニーズJr.を卒業するようです。
ジャニーズ事務所所属の振付師として活動をするようです。
まだ夢を見ているような気持ちです。
他人事のようです。
ショックな、というと真鳥を悲しませそうなので。
うん、とても衝撃的な、それはそれは大きな出来事が、いままさに真鳥に、いやわたしに起こっているんだなぁ。
真鳥が事務所に入ったのは、もう16年も前のこと。
わたしが真鳥を知ったのは、もう11年も前のこと。
わたしが真鳥を「自担」という冠をつけて呼ぶようになったのは、もう5年も前のこと。
でも本当はこんな時間の長さなんてものは大したことではなくて、その間にどれだけの思い出があって、どれだけ強く願って、どれほど大好きだったか。
気持ちには重さがない。計れない。
こんなことを悔しいと思う。今。
重さを計れるなら、計って教えたい。
「これ持ち上げられたら幸せなれるんやって」って神社の石かみたいなジンクスをつけて。
ねぇ真鳥、111回、君をみたの。
そんなにたくさんみたのに、君と目があったことを全部思い出せる。
ねぇ真鳥、111回、君をみたの。
そんなにたくさんみたのに、チケットの半券を取り出すと、あの日のあの席だった、あの日の君はご機嫌だった、泣いてた、失敗してた。
そんな風に、蒼々と思い出せるんだよ。
もう増えない。半券も、思い出も。
もう見られない。ステージで踊る姿も、ファンに手を振る笑顔も。
さみしい。
これからどんどん増えてく。真鳥のいないステージ、真鳥のいない関西Jr.。
だけど、これからもどんどん増えてく。真鳥の作品。
真鳥はダンスが大好きで、
真鳥はアイドルという仕事が大好きで、
真鳥は関西Jr.が大好きで。
そんな真鳥が大好きなわたしがいる。
真鳥はアイドルを全うしたんだな。
アイドル人生を、駆け抜けたり立ち止まったり振り返ったり、時にはゆっくり歩いたりしながら、やっとやっとゴールテープを切ったのかな。
人生の半分以上をアイドルとして過ごして、あんなに短いテキストでは到底語られないくらいにいろんなことを感じて、見て、やってきたことでしょう。
アイドルになってくれて、関西ジャニーズJr.になってくれて、16年間続けてくれて、林真鳥でい続けてくれて、最後にきちんと報告をくれて、
本当に本当に、言葉にしきれないほど、ありがとう。
君のファンになれて幸せです。
いつからか「オーラスや千秋楽に入ると、それが最後になりそうで怖いから」なんて言って避けてきた。
そんなわたしが何年か振りに入ったオーラスが、本当の本当に最後のステージになった。
なにがそうさせたのかはわからない。なんでか入る気になった。それが最後のステージになった。
我ながら、なんとまぁよく出来た美しいお話だろうって、笑いすら浮かべるほど。
留学から報告を受けるまで、信じつつもさっするところもあり、少しずつ少しずつ、心の準備をすることができました。
実際には、そんな準備なんて遥かに及ばないほど大きな出来事で、溢れかえるほどさみしいのだけれど。
でも、こうやって覚悟し、備える時間をくれたことも、最後はいつも通りに前向きな文章で報告してくれたことも、すべて真鳥の優しさだったな。
すべて、真鳥にとって相応しく、わたしにとって美しい最後でした。
以前にこんなツイートをしました。
『わたしは自担に「きゃー!」って沸けるタイプではなくって、真鳥には申し訳ないなぁと思っていたけれど、代わりにいつも「ありがとう」って言えたことだけは、わたしにとって誇りなんだよ。見えなかったかもしれないし、聞こえなかったかもしれないけれど、何十回も「ありがとう」って言えたの。』
わたしはこの5年間、何度も何度も、真鳥に「ありがとう」を伝えることができました。
だから、そう言う意味で、もう悔いはありません。
もう真鳥がステージに立たないなんて嘘みたいだし、現実感がないけれど、不思議と悲しさはありません。
またどこかで会えたなら、いままでそうしてきたように、また「ありがとう」を言おう。
林真鳥くん。
わたしの大好きな大好きな、最後の担当です。
君を好きになって本当に幸せだったよ。何をやらせても林真鳥らしさを失わない君の姿は、わたしにとって憧れでした。
ぎゅっと握ってくれた手の温度も、
わたしを見つけて手を振った笑顔も、
踊っているときの鋭い眼差しも、
真っ白な頬も、
柔らかくて舌足らずな声も、
きょとんとした表情も、
たった2回しか見せなかった涙も、
全部がわたしのエネルギーで、宝物でした。
辛いときや苦しいとき、ひょいと掬い上げてくれるのは、いつも真鳥でした。
君は16年間、魔法の宿った手でたくさんのひとを魅了してきました。
これからは、その手で、ジャニーズJr.を育てていくんだね。
16年間、本当にお疲れ様。
君がいつか思い出して懐かしむペンライトの海のどこかに、わたしがいますように。
そしてそれを思い出しても、泣いて悔やむようなことがありませんように。
5年間、111回分のありがとうを。