可愛いあの子のことだから

林真鳥くんを全力応援。Twitter:@funny_bunnygirl

関ジャニ∞「関ジャニ'sエイターテインメント ジャム」


・勝手に仕上がれ
・宇宙に行ったライオン
・象
・Traffic
・生きろ

〈錦戸挨拶〉
・侍唄
・夢への帰り道
・Tokyoholic
・S.E.V.E.N転びE.I.G.H.T起き
・NOROSHI

〈MC

・奇跡の人

〈映像〉

・JAM LADY
・罪と夏
・DO NA I
・キングオブ男
・なぐりがきビート

〈関西Jr.ダンス〉

・Answer
・sorry sorry Love
・えげつない

〈映像:ネバネバローション〉
・Never Say Never
・ナントカナルサ
・前向きスクリーム
・今

En1.純情恋花火
        パノラマ
       ズッコケ男道
      青春のすべて





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夏は松竹座でしょ、普通に。
とわざわざ言葉にするまでもないくらい、当たり前だった松竹座。
それだと言うのに載らなかったポスター、いつの間にやら消えるフォトセット21種、増えるエイトメンバーの舞台見学、食事会報告。


真鳥のいない少年たち、真鳥のいないin大阪。

仕事があるだけいいじゃんと言われればそれまでだけれど、なんだかほんのちょっぴり蟠る夏。





とは言え関西Jr.をツアーバックにつけると言いだしたか誰かにはとても感謝している。いつものメンバーといつもの松竹座では出来ない経験をしているだろうと思う。彼らもわたしも。
エイトのライブには2014年のニズムで一度だけお邪魔したのだけれど、その時の何倍も今回のツアーは面白いと思う。


魅せたい・演りたい・作りたいが明確で、それがきちんとスタッフサイドや演者側にも共有されていて、たぶんものづくりのプロットがきちんとしている。一体感みたいなものは今までいろいろ行った中でもかなり上位の部類と思う。

そういうきちんとした骨組があるところに参加出来た意味は大きいと思うし、これからへの学びも大きいんじゃないかな。特に真鳥は振付構成もやる立場としてはものづくりに対する心構えみたいなものを学ぶには良い経験だっただろうし、先輩としての在り様みたいなものも改めて見られただろうな。





そして、やっぱりセンターに立つ真鳥は物凄くかっこよかった。正直がっつりセンターなのは結構久しぶりに見たと思うけど、やっぱり真鳥はここじゃなきゃなって。わたしにとってはいつもセンターだけど、とは言うものの立ち位置0番は他に代えられない喜びがある。

センターが当たり前だったころがあったし、センターがどんどん遠ざかったころもあったし、またセンターに戻ってきたいまがあって。だからこそありがたみも感じたし、誰もが立てる場所ではないことも改めて感じた。センター割になるときに大抵シンメがリチャードだったこともわたしにとっては凄く嬉しいことだった。
やっぱり真鳥は例え上段でもセンターが似合うし、真鳥のシンメはリチャードがいい。



センターやまとリチャシンメのなにが嬉しいかって、もちろんスキルレベル的な意味合いもかなり大きいけれど、そんなことより何より、真鳥が楽しそうだから。






自分たちの一曲をもらえるかも知れない松竹座や年に一度のザ少年倶楽部in大阪を差し置いてまで出るドームツアーにどれほどの意味があるのかわからなかった。正直今でもわからない。
どんなに欲目で見てもツアー選抜じゃなくて松竹干されだった。言いたくないけどそれが現実だと思う。



でも真鳥が楽しそうに踊って、エイトのメンバーと嬉しそうに絡んで、ちゃんと自分の才能を活かせる役割をもらって。なんか、それだけでいいような気もする。
ずっと真鳥は何にも考えてないから立ち位置下がっても気にせず笑ってるんじゃないかって思ってたけど、本当はそういう雑念じゃビクともしないくらい確固たる信念があるから、どこに立ってもブレずに林真鳥をやれるのかもな。

だとしたら、わたしが想像するより遥かに純度の高い志で、それを15年もずっとずっと続けてきた真鳥って誇らしいな。ここまで全部妄想だけど。





エイトのツアーは楽しい。確固たる信念のもとにものづくりをしているから。
林真鳥というひとりのアイドルも、たぶん同じ理由で楽しい。

まっすぐ、来た道行く道迷わずに。
「ファンは僕らの道標」と言う彼らだけれど、道標はきっと君のほう。





〝選んできたルートは間違っちゃいないよな?〟

そう何度も振り返っても

〝選んだ道を後悔したことはなかった〟

真鳥が後悔していなければ、その道に何ひとつ間違いはなくて、後悔していたとしても、だからと言って間違っているとも言えない。
何度も何度も振り返って、それでも何か自分の心が示す方を信じてやってきたんだよね。きっと。



わたしはその道をずっと認めたかった。真鳥が信じるものを認めたかった。頭じゃなくて心でわかりたかった。
でもいま真鳥が置かれている状況、たぶん芳しくない状況を認めたくなかった。そういう中で真鳥の自由度も認められなかった。上手く許せなかった。
そしてもっと認められたかった。真鳥の実力を、頑張りを、魅力を。あいつは凄いって、あいつを呼びたいって、あいつなら出て然るべきだって。




この夏で少しずつクリアにしていけたところがたくさんある。わたしはなんと日々のノイズに流されているのだろう。真鳥はあんなにまっすぐ歩いているのに。

いつか少しずつ。






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・JAM LADY
水兵帽に水色のセーラーカラーにボーダーの短パン、ビーサン。ほぼ擬人化ドナルドダック。真鳥だけに。
アーハン!で腰を突き上げる真鳥はセクシーたっぷり。しかも流し目ウィンク付き。大抵晴太郎のニヤニヤ目配せして遊んでるOK? OK? OK? OK? LET’S? or オゲレツ オゲレツor OK? LET’S? OK! LET’S!! GO?」のところの振付がエロ可愛い。
「Ha〜アカンて」のところで末澤くんと晴太郎が真鳥のいろんなところからプチトマトポイするのが定番化していてたのしかった。
「明日のこと気にしない奴手挙げて はーい」で両脚爪先立ちで両手挙げて伸びてる真鳥が凄く可愛かった。
安田くんの作品×エッチな歌詞で、真鳥は絶対この曲好き。


・罪と夏
まず前奏のお尻フリフリで既にめちゃめちゃ可愛い。真鳥のお尻って可愛いですよね。
「燃え燃えよ」のフリー振りがいつも両手の人差し指立ててクルクル回しててどういう解釈でそこにたどり着いたのか気になる。「熱っちゃっちゃっちゃっちゃ」で衣装の胸のところ掴んでパタパタするのが男っぽくて好きだった。
センステへの移動でクロールしている真鳥に錦戸くんがいたずらを仕掛けるのが定番。真鳥の腰掴んで水の噴出口に入れようとしたり、水蹴飛ばして真鳥にかけたり。真鳥も慣れたリアクション。福岡1日目では噴出口が一箇所不具合でビショビショになるところがあって、二人で見合わせて笑ってたり。
「運命サンセット」のヘドバンは日によってリチャードに噴出口に顔突っ込まれてたり、逆にリチャードにめちゃめちゃ水かけてたり。
最後のラップはタット連発してハート作って終わり。





・Jr.ダンスコーナー
名古屋までのバージョンはオールドスクール感満載。真鳥の振付というのは後から知ったけれど、今までの真鳥の振付よりはかなりガツガツした印象で、オシャレよりもシャカリキ寄り。まとリチャ末のパートはさすがのクオリティ。アメリカから帰国後、「上手いのは日本人、やばいのはアメリカ人」って言ってたけど、その「やばい」を目指した結果なのかなと想像しています。
東京からのバージョンは2回しか見られてないからなんとも言えないけど、名古屋ラストでそろそろ観客側のリアクションも落ち着いて限界が来てたから構成変えてきて正解だと思った。新バージョンは全体のグルーブを見せるところとパート分けするところをより明確にしてきたからか、パフォーマンスの圧は増したと思う。今までの真鳥なら手振りを多く使ってただろうなって思う音も、体幹使って上下運動で魅せたりとかちょっと新鮮味もあった。アクロバットも増えてわかりやすく沸きどころ作ったのも懸命だったと思う。誰かが明らかに目立つというより、今までの松竹座の群舞的な全体感が良かった。





・Never Say Never (〜ナントカナルサ前奏)
真鳥の苦手分野の旗振り。とは言え手数は多くないからそこまで不安なところはなかった。強いて言うなら足が遅いからメンステに戻るときに若干置いてけぼりにされるくらい。(笑)
本人も旗持ったまま手を振ったり指差したり余裕がありそうだった。
ナントカナルサの前奏は末澤くんや淳弥と目配せしたり軽く言葉を交わしたり。オーラスでは最後の最後で間違えて淳弥にめちゃめちゃ笑われてた。捌ける直前に一旦客席に振り返ってから階段降りていくのが好きだった。


・(ナントカナルサ後奏〜)前向きスクリーム
出てきて立ち位置ついた瞬間からめちゃめちゃLOCK踊る真鳥がかっこよかった。
「前向き前向き」のところが異常にスタンス広くて笑う。キャップのツバ摘んで踊るのが可愛くて好き。
真鳥ってこういう「かっこいい」からは少し離れた振付も凄く楽しそうに全力で踊るから素敵だなと思う。たぶん少し抜いて踊ってもそれなりに形にはなるし、特に浮きもしないと思うんだけど、そういうことをしないところ。ちゃんと曲に合わせた「楽しい」を作れるところ。今回のツアーバックのメンバーはそういうところをきちんと見定められる子が多くて良かった。


・今
たぶん今回のツアーの中で一番好きな真鳥がこの曲かも知れない。
間奏から出てきてフリーで踊るところはその日によってテンションまちまちで、隣のリチャードの動き真似してる日もあればひとりで楽しそうに踊ってる日もあり。
「おはようまた会えた」のステップのときにコテコテ首傾げてるのがあざとくて可愛い。からの「ほんとさ」で振り返って手を差し伸べる真鳥が急にイケメン。「時に乗る」の後の振付も好き。
「肩を叩くから」でリチャードに肩トントンされてご満悦なところも可愛い。



・本編ラスト(メンバー紹介)
舞台面へ走ってきてキャップを取って手を振る。カメラアピールも入念に。ここも捌ける前に客席に一度向き直ってから、両手の拳突き上げて階段降りていくから好き。
ちゃんと最後の最後まで演者としての意識。






・純情恋花火
大倉くんが踊ってくれてるとめちゃめちゃ嬉しそうな顔で笑って見てる。
「縁日の夕暮れ」のところが腰が入ってて首も傾げてて、女子ドルみたいで可愛い。「エイヤッサ」のところの手首の使い方が丁寧で、柔らかい笑顔。
「境内の裏で」で一気に笑顔を消して真顔で顔を伏せる。花火が上がるところは煙が目にしみるのか顔背けたり何故かフーフーしてどうにかしようとしたり。


・パノラマ
曲始まりは右手グーで突き上げてることが多い。移動してメンステの端で大抵末澤くんや晴太郎とTT。本来のTTって脚とじてるから可愛いんだけど、真鳥のTT凄いガニ股だし顔が全力すぎてぶちゃいく(笑)
ずっとちゅー口で「とぅっとぅっとぅ〜」って言ってるのが可愛い。「俺がカメかうさぎか」のところのうさみみも可愛い。サビ明けでパノラマ作ったまま縦花ダッシュしてくのも可愛い。
とにかくシャカリキソングで本家PVのキッズダンサーにも負けないくらい元気いっぱい。「奇想天外摩訶不思議」の振付が真鳥だけずば抜けて綺麗で丁寧で見やすい。
「WOW〜」のところのダックインみたいな動きも凄く深くまで潜っててかっこいい。


・ズッコケ男道
シャカリキ継続。腰振りのキレがえぐい。
末澤くんの肩を持って倒れていくところは毎回思いっきり引っ張るので末澤くんがよろける。真鳥は自分でやってるくせに白々しく「うわぁ〜〜」ってするから末澤くんにしばかれる。基本的にど突かれても気にしてない。
煽るところも全力ジャンプ。メンステに戻るところはツアー後半はファンサしすぎてリチャすえからどんどん引き離されていく。
間奏後の「答えはいつも薄情な」のシェイクの振付が好き。あと「図々しく生きてこうや」の鳥みたいなポーズするところも。
「這いつくばってこうぜ」は日により末澤くんにのしかかったり、逆に淳弥リチャード末澤くんに束になってのしかかられたり、仰向けに倒れてみたり、自由度高め。
甚平の背中やら肩やらが汗で異常に広範囲に変色してるのもポイントだった。






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ただただバックダンサーとして位置付けられるのは久しぶりで、松竹座にいないのも久しぶりで、ドームで全国回るのは初めてで、あんなにメンステから動かないのも初めてで。ファンとしてはいろいろと思うところはあった。そんな中で真鳥が楽しいならそれでいいかと思ったり、逆にドームツアーもQRチケットも当分御免だと思ったり、でも振り返ってみりゃ結構楽しんでたよなと思ったり。


たぶん、本人もわたしも、一皮剥けた夏だったかも知れない。そうだといい。
どんどん進化する姿と、ずっと変わらないところと、初めて気づく何かと。たくさん詰まった夏だった。